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札幌地区カブス⑥2019.06.02

12名で笑顔のウォーミングアップ

スポーツ障害のため長期間戦線離脱し、カブスリーグ後期からの復帰に向けてリハビリトレーニング中の暁哉くんにサポートしてもらいながら、楽しい雰囲気でウォーミングアップを行いました。また、先週から別メニューとなっていた瑠惟くんは、金曜日の練習から徐々に復帰したとはいえ、まだ全力疾走できる状態ではなかったため、やむを得ずGKを務めてもらうこととなりました。前日に運動会を終えた小6の蓮恩くんが来てくれたため、辛うじて11人で最終戦に臨めることとなりました。

立ち上がりの10分は凌いだものの・・・

相手チームは3年生が主体で現在1位。大柄の選手も多く、攻め込まれることは必至。前節GKを務めてくれた颯介くんは運動会で来られず。ポジションを若干変更してキックオフを迎えることとなりました。立ち上がりの10分間は、予想通り攻め込まれてはいたものの、どの選手も前向きに全力でプレーし、失点することなく頑張り抜いていました。しかし、センターバックの間に置いてしまっていた相手フォワードにパスが通ると、ターンから一気にゴール前まで持ち込まれて1点目を失いました。

結局前半は6失点!

気持ちを立て直して反撃に転じたいところでしたが・・・

11分には左CK(功基くん)からのボールをゴール正面やや右から蒼佑くんがシュートを放った直後にカウンターアタックを受けて2点目をあっさり奪われてしまう。

15分には右サイド歩睦くんの背後にパスを通され、GKを引っ張りだされる状況から中央にいたフリーな選手に渡って無人のゴールに3点目が吸い込まれていった。

21分には自陣右サイドで得たスローインを相手選手の足元に投げてしまい、そこからペナルティーエリア内まで運ばれて4点目の失点を招いてしまった。

28分には中央混戦からループシュートで5点目を決められる。

29分にはCKからのボールをゴールエリア付近で足で押し込まれての6点目の失点。

 

厳しい試合となることは戦前から十分予想されてはいましたが、前半での6失点には選手たちも肩を落としていました。

 

DFラインに人数は足りていたものの、時折ボールウォッチャーになってマークを見失いフリーにしている場面があったので、そこを突かれての失点は予想の範囲内でした。

何度か声は掛けていたものの、選手たちに早めに修正させてあげられなかったことが原因です。

CKからのカウンターアタックも、柊斗くんが蓮恩くんに声を掛けてしっかりとケアしていただけに、実戦練習の中で経験をさせて具体的な対応方法を教えてあげることが我々の責務だと感じます。

あとは、守備の時の微妙なポジショニングの修正やスローインからの展開を学ばせることで、今後は失点に至らずに済むと考えます。

 

ハーフタイムでは、失点の原因を探って後半に同じ状況をつくらないことを確認し、そして良かったこととしては、蒼佑くんが味方とのワンツーから右サイドのオープンスペースに攻め上がるチャレンジをしたこと、歩睦くんが冷静にDFラインのコントロールをしていたこと、功基くんのCKのボールの質が良かったこと、そして孝知くんんがシュートを試みたことを挙げて、前半の6失点は振り返らずに後半は心機一転ガンバローと送り出しました。

交代選手もいない中、最後まで頑張った後半!

後半もわずか2分で左CKからのボールを中央でヘッドで決められてしまった。マークは確認できていたはずだが・・・ 競りに行けていなかった。

また前半の様な流れになってしまうのか? と思ったが、選手は諦めずに粘り強くよく頑張ってくれた。

 

10分に右サイドから上げられたクロスボールをゴール前で決められ、24分には同じく右サイドからのクロスボールに相手選手とGKが交錯して決められてしまいましたが、この2点はこちらが果敢に攻めた結果、前がかりになったDFラインの裏を突かれてのことでした。

確かに失点を喫してしまいましたが、その直前のプレーで攻めに行ったことを褒めてあげたいと思います。

後期に向けて前向きに!

11人ギリギリのメンバーで何とか下部組織の小6にも助けてもらいながらのスタートとなったカブスの前期でしたが、この最終戦は颯介くんが参加できず瑠惟くんをGKに回し、孝知くんにボランチを務めてもらうという事態となりました。

しかし、前期を通して色々なポジションを経験してもらったことで、後期に向けての良い勉強の機会となってくれたものと信じています。

 

今日は、後半の途中から悠斗くんを右前に、陽輝くんを左前に出して完全な3トップに変更してみたところ、前線にボールが行きやすくなり、相手陣内で攻撃をしている時間やチャンスも増え、悠斗くん陽輝くん、そして嘉惟くんがボールにプレーする機会が多くなりました。

孝知くんや功基くん、蒼佑くんもプレーしやすくなっていたように感じました。

 

前期全般を通しては、GK颯介くん(小6)の活躍はもちろん、小柄なDF柊斗くん蓮恩くん(小6)そして暫くボランチで奮闘した優弥くんの頑張りは誰もが認めるところではないでしょうか。(前期についての総括は、改めて松本コーチから)

 

今後も松本コーチの指導のもと、選手たちにはしっかりとした自身の目標をもって、前向きに取り組み、色々なことにチャレンジして欲しいと思います。

 

今日もケガ人も出さずに終えられたことは何よりでした。

試合に出られず、長い期間辛抱しながらチームをサポートしてくれている暁哉くんにも感謝です。後期は是非活躍して欲しいものです。

そして、今日も暑い中を最後までご声援下さった保護者の皆様に感謝申し上げます。