U-15リーグ戦開幕
4月21日(日)
札幌地区カブスリーグ初戦
vs宮の森中学校
0-3
(0-1 ・0-2)
2019年度新チームの公式戦。
初戦は宮の森中学校。
序盤から、相手の高い個人技と連動した動き出しに加え、ダイレクトプレーを駆使され狭いエリアを攻略される苦しい展開。
開始2分にはGKを交わされ無人のゴールにシュートされるも清水主将のゴールカバーで開始早々の失点を逃れる。展開としては相手にボールを保持されるも、人数をかけた守備でペナルティエリアへの侵入をなんとか防ぐ我慢の連続。清水君、高田君、辻道君の体を張ったディフェンスは勇気あるプレーとしてチームを何度も救った。
また一人一人がボール保持者に対して素早いプレッシャーと粘り強い対応でボールを奪う場面も多く見られた。特に中盤の3人宇野君、藤森君、加藤君のところで相手の勢いを食い止めることができていた。奪った後の次のプレーにつなげるボールのパス成功率はやや低かったものの、FWの加藤君のダイナミックな動き出しにタイミングがあった時には相手の裏を取ることができ、ゴール前まで攻め込むシーンはゴールの可能性を見出していた。
前線からの連動したプレスとポジション修正を意識したカバーは機能し、相手エリアでボール奪取に成功する回数も少なくなかった。
右サイドを突破されペナルティエリアへ簡単に侵入をゆるし失点しまったシーンは2,3プレー前の中盤サイドでのディフェンスのチャレンジ&カバーの距離や角度を含めた立ち位置に問題があった。
「味方との距離が近く、重なってしまう」とハーフタイムに辻道君から言葉があったように、全体的に後ろに重たい状況を修正できなかったのは、相手のポジッションや戦術に合わせて変えることができなかったコーチの責任です。試合の中で異変に気付いてコーチに訴えることができたことはとても素晴らしいことでした。
前半1失点で切り抜けたところは、一人一人の守備意識の高さと継続したハードワークの成果として自信につながるでしょう。
後半はバランス修正を目指してポジッションに変更を加えて臨む。後半15分まで前半同様に粘り強い守備対応で相手に最後のところで自由を与えない素晴らしい出来であった。やや運動量が落ち始め相手にスペースを与えてしまい、少し後手を踏み始めてしまい、ペナルティエリア前で距離を開けてしまいミドルシュートで失点。このシーンも相手へのよせが遅れたシーンの前に、中盤のプレスバックがなく相手キーマンへの対応が手薄になっていたことも忘れてはいけない。
立て続けに、左サイドをワンツーで攻略されペナルティエリアへ侵入されGK前を通過するパスを通され押し込まれて失点。このシーンでは相手がドリブルで一人目を交わした後の2人目のディフェンスが遅れ、スピードに乗った状態でワンツーで侵入されてしまった。一人目と二人目のディフェンスの関係性について修正が必要。
11人ちょうどの登録で挑んだため選手交代がなく、さらにフットサルあけ初の外サッカーの試合で体力的にはかなりしんどかく足をつる選手もいた。それでも、試合の中で選手一人一人に新たな発見があったことは大きな収穫。
「リーグ戦を通して成長していく」
まだ1試合を終えただけ。ここからどこまでレベルアップできるか、みんなで頑張っていきましょう!
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