· 

U-12屋外最後の大会を終えて

試合の結果は2回戦での敗退となりましたが、得るものはとても多かったと思います。

ケガ人が続出し、6年生が全員揃っての練習は結局のところ大会直前の練習でも実現できませんでした。

不安が残る中、GK以外の10人は全員6年生でkick offを迎えました!

初の11人制でしたので、6年生10人全員が初めてスターティングメンバーとしてピッチに立ちました。今年は例年になくU‐12リーグを全勝で終えて全日少の予選に進むことができ、全道大会覇者のAGGREさんに1-3と健闘したこともあり、この会長杯初戦も自信を持って臨めたようです。

1回戦の立ち上がりから感心したのは、センターバックの陸斗くんでした。

自分の両サイドに位置する光くんと優弥くんに常に声を掛けながら、適切なポジションを維持し続け、安定したDFラインを形成してくれました。光くんと優弥くんも不慣れな3バックに順応して粘り強く頑張ってくれました。

そして初のダブルボランチを組んだ主将の嘉惟くんと薫平くんも中盤で精力的にプレーし、最後までチームを引っ張ってくれました。

副将の絆くんは、最初の数分間は緊張していたのか、ポジションが極端に中央寄りでしたが、徐々に左サイドを上手くつかいながら持ち前のスピードを生かしたドリブル突破で再三チャンスをつくりました。

今回は、竣太くんが本来の走りを取り戻し、右サイドでボールを受けようと必死にプレーしてくれたおかげで、左右バランスの良い攻撃ができました。

普段はGKで活躍してくれていた祥太くんは、自ら志願してフィールドプレイヤーとして出場しました。

トップ下として攻撃の起点となり、そして大きな声で仲間を鼓舞し続けてくれました。

FWに入った柊斗くんは、今まで見たこともないくらい強いタックルでボールを奪いに行くなど、攻撃のみならずDFでも活躍してくれました。

そしてもう一人のFW悠斗くんは、この半年間ケガに苦しみ、やっと回復して迎えた試合でしたので、やはり本調子とは言えませんでした。しかし、昨年のU‐12のチームで目立つ活躍をしていましたので、今後の活躍に期待します。

そして何といっても、ただ一人5年生で先発出場したGKの颯介くんの大活躍は応援した誰もが認めるところです。前後半を通じての冷静で勇気のあるプレーと、そして何よりもPK戦で3本もセーブしてくれたことに全員で感謝です。

その他、蓮恩くん太槻くん舞人くんの5年生3人も、6年生に負けず劣らずの活躍をしてくれたことは、きっと次年度に向けても良い経験となったことでしょう!

残念ながら、2回戦は善戦及ばず最後は力負けしてしまいましたが、全員が一丸となって最後まで諦めずに戦い抜いたこと、敗戦を本気で悔しがっていたことは、成長の証だと思います。

今大会も変わらず熱い声援を送っていただいた保護者の皆様にも感謝いたします!