· 

札幌地区カブスリーグ:最終節

札幌地区カブスリーグ後期最終節

vs宮の森中学校

1-4

(1-2,0-2)

 

気持ちの良い青空、気温も程よくサッカー日和…

 

でしたが前日の大雨によりグラウンドは水たまり状態。

 

まずはみんなでグラウンド整備。

 

会場校の選手たち、試合チーム、コーチたちみんなで試合開始20分前まで必死に整備。

 

なんとかサッカーが出来る状態に。

 

グラウンド整備、果たしてどれだけの選手が必死になって作業できたでしょうか。

 

試合のない会場校の選手たちが総出になって作業してくれている姿を見ていたでしょうか。

自分たちが試合をする会場

少しでも良くしようと必死になって作業できたでしょうか。

 

限られた時間の中でアップ開始!

いろんなハプニングが想定されるグラウンドでの試合。

どんなゲームになるのか楽しみです。

相手チームが青ユニだったためシーガルは白ユニで臨みます。

 

真っ黒になるまで体を張って戦ってきてもらいたいところ。

 

巧みなドリブルや細かいパスワークを駆使した細狭いエリアを得意とする相手チームに対してどれだけ粘り強く我慢強く対応していけるかがこの試合のポイント。ボールだけに意識がいきマークを見失い大きく展開されることだけは避けたい。

合宿で取り組んできた対人守備の成果が問われます。


 試合はボールがぬかるんだグラウンド、水たまりでボールが止まることもあり互いに上手くボールを運べない入りとなった。中央から攻め込もうとする相手をこの日ボランチに入った藤森と宇野がきちんと対応し攻め込ませない。2CBもラインを突破させない落ち着いた対応を見せる。前半7分、左サイドでボールを受けた清水が縦へ思い切った仕掛けで突破しクロス、FWの松屋にボールが渡る。シュートまではいけなかったが左サイドからの攻撃に期待が持てるシーンであった。清水もグラウンド状況を考えたタッチでと何度も突破に成功した。11分、ハーフウェイライン手前でボールを保持した清水が肥大サイドに流れながら相手をかわす。オーバーラップした高田に相手右SBが引きつけられ一瞬空いたスペースを思い切って突破。ペナルティエリアへ侵入し角度があまりない位置からGKのニアを打ち抜くファインゴール。幸先よく先生に成功する。

 相手は細かいタッチ、パスワークで中盤を突破し、中央に引きつけたところでサイド、背後を突いてくる攻撃を何度も仕掛ける。ペナルティエリア手前で辻道、櫻田が最後まで飛び込まず冷静に対応しシュートまで持ち込ませない。しかし、15分、ぺナ中央手前から相手のミドルシュートを決められてしまう。

 22分、相手コート中央で保持した宇野が左サイド高い位置まで上がってきた高田へ。高田の内側から相手背後に飛び出した清水へダイレクトパス。清水は深い位置まで運びクロス。マイナス気味に上がったクロスをぺナ外から右SBの加藤がダイレクトシュート。これは惜しくもポスト横へ外れる。動きのスピードを止めないこの日一番の素晴らしい展開であった。

 左サイドに起点があったものの、右サイドから牛島のカットインから中央の武田や松屋に入る斜めの縦パスは効果的であった。また、FW二人の前線からの守備によるボール奪取は素晴らしかった。最後のシュートのところでの物足りなさはあったが、相手のねらいをシャットアウトできていた。

 FWに入った武田(小⑥)は前線で効果的なプレーを何度も見せた。特にボールを受ける瞬間に体の向きを入れ替えて前を向き、体格差で劣る分相手のアプローチを外側へ逃がしながらのボールキープは素晴らしかった。自陣中央で受け10cm i以上も身長差がある相手をブロックしながら相手エリア奥深くまで運びマイボールのスローインにしたシーンは圧巻であった。

 前半25分一瞬のすきを突かれて失点し前半を終える。

 

 ハーフタイムに相手のねらいや特徴を再確認し後半へ。

 

 後半は相手ボールの時間が増える苦しい展開が続いた。それでもCBの櫻田がぺナ内で完璧なスライディングでピンチを防ぎ、辻道のゴールカバー、GK沖のビッグセーブで守りきる。グラウンド状況が回復してきたことで相手の特徴が少しずつ発揮され始める。12分と21分に失点を許したが、18分には相手CBからボランチへのパスを警戒するよう意識していた宇野の思い切ったアプローチでボールダッシュ→シュート、清水の積極的な突破、ぺナ中央に切り込んできた清水が相手を引きつけ味方に冷静なパス、いずれもシュートはミートしなかったものの迫力のある攻撃を連発。

 途中出場の山本が右サイドでボールコントロールミスした瞬間を見逃さず激しいプレスでボール奪取。シンプルに相手ディフェンスライン背後GKとの間に絶妙なスルーパス。スピードに乗って抜け出した清水がGKと1対1を迎えるもぬかるみにはまりシュートを打ちきれない。

 右SBに入った加藤は慣れないポジッションながらも2CBとの距離感を意識したポジッション取り、カバーリング、相手ロングボールに対する予測の動きで冷静に対応しチャンスを作らせない。

 残り10分加藤をFWにあげ、相手CBのところからの守備の圧力を高めて1点を狙いに行く。最後まで得点の可能性を見せながらも奪いきれなかったのは大きな課題。

 

 1-4の敗戦となったが、前期で0-4で負けた相手から先制点を奪い、その後も自分たちのねらいを十分に発揮できたことは大きな収穫。3年生の清水にとってはラストゲーム。最後にゴールという形で成果を発揮してくれた。彼がチームを引っ張ってきたことは間違いない。勝って送り出したかったが、前期後期通して負け越してしまったこの悔しやを1,2年生は忘れずに新チームを始動させていかなくてはならない。

 

 

 

保護者の皆様、

なかなか"結果"という形は残すことができませんでしたが選手たちが取り組んできたその過程、一人一人の成長を見ていただけたらと思います。勝てないのは選手たちのせいではありません。コーチに責任があります。試合で出た課題をを拾い上げ、練習で修正して試合に臨む。そこでまた新たな課題を拾い上げ…といったサイクルで継続して取り組むことができなかったこと本当に申し訳なく感じています。

最後になりますが毎試合多くの方に応援に駆け付けていただけたこと心よりお礼申し上げます。外サッカーのシーズンは終わりますが屋内に入っても選手たちと共にレベルアップに取り組んでいきますので引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

 

カブスリーグ全体の振り返りはまたのちほどアップします!