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札幌地区カブスリーグ後期③

気を落とすことなく

試合後にそう話したとはいえ、大量失点は精神的なダメージがあります。

そんな時に戦術うんぬんの話をしてもなかなか選手たちには響きにくかったり。

 

負けが続くとやはり雰囲気も若干暗めに…

 

なるかと思いきや

 

帰る準備をしているころにはケラケラ笑い声が。

 

安心安心。

 

安心したところで、さあサッカーの話を。

 

 

開始10秒で失点。

 

2人のCBにはハーフタイムに話したように、常に“準備”が必要。

ボールの位置に合わせた体の向き、相手との距離感、蹴られるなっていう予測、蹴られる直前の対応の仕方…

 

練習の中で意識づけしていけるようにしましょう。コーチも考えて意識して伝えていきます。

 

失点後に得点のチャンス。

ピッチ中央でボールを回収した加藤(瑠)が狭いエリアを突破し、相手ディフェンスライン背後へ。

抜け出した宇野がGKと1対1となりましたがここはオフサイド。

 

相手がボールに食いついた瞬間上手く入れ替わった、練習でも食いつかせる部分は取り組んできたことでそれが上手く出たいいシーンでしたね。

 

 

その後は相手右サイドのスピードのある選手を中心にサイドを攻め込まれ連続失点。

 

前半CKからの失点は3つ。

 

セットプレーの守備の練習をきちんと間に合わせることができていなかったコーチの大きな反省。

 

後半は相手がメンバーを大きく入れ替えてきたことで少しゲームが落ち着く。

 

ここでもCKから失点。

 

相手ゴール前までボールを運ばせることが難しく、遠目からのロングシュートが1本。

 

清水を左サイドでワイドにプレーを求めてから、ラスト7,8分は左サイドを突破する回数が増え始める。

 

 

後半27分、中央やや左よりでボールを受けた宇野が相手を交わしながらワイドの清水にパス。

相手ディフェンスラインを突破した清水がスピードに乗ってシュート性のセンタリングを上げるも惜しくも点にはつながらず。

 

 

後半は局面局面で相手を上回ることができるようになっていましたね。特に中盤のボールの奪い合いのところではややシーガルに分があったかなと。相手よりも早い判断でプレーができていたということかと。

 

しかし、0得点で終わったことは事実。いいプレーもあったよね。だけでは終われませんね。