· 

『旭ヶ丘杯ウインターフットサルフェスティバルU-12』

小学校生活最後の良き想い出となった遠征


この大会には2年続けての参加でした。お招きいただいたきっかけは、主催者の相澤さんと数年前にレディースのフットサル大会で対戦させていただいたことでした。互いにU-12のチームも指導していることを知り、カンファレンス等でも度々お会いする機会があり、ご案内を頂戴する運びとなりました。

さて、この大会は「6年生に小学生として最後の締め括りとして楽しんでもらう」という趣旨で開催されており、今回で18回目を数えます。プログラムには子供たちの直筆の〝目標〟が掲載されており、月日が経ってからまた改めて良き想い出として振り返る事ができると思います。

試合は2月23日(土)・24日(日)の二日間に亘って実施されました。

初日の会場は登別市立富岸(とんけし)小学校です。

5チームが集ってリーグ戦形式で戦いました。

先日の「南幌カップ」以来とってもチームの雰囲気が良かったので、ベンチでも明るい声が出ていて盛り上がっている様子でした。

本戦は2勝2敗の3位で終え、交流試合では5年生を中心に思う存分プレーして楽しんでもらいました。

過去の合宿とは違うホテルでの宿泊


試合の合間に、光くんが作ってくれたクジを引いて部屋割りを決めました!

1人目、2人目・・・徐々に各部屋の顔ぶれが分かり始めると、大きな歓声が鳴り響き、試合よりも白熱していました。(笑)

ホテルに到着して、各部屋に分かれると暫くの間は自由時間です。おやつを買いに行ったりお風呂に入ったり、部屋単位で行動していました。18時には、一緒に引率してくださった沖さんご夫妻に連れられて、近くのファミレスに行き夕食を食べました。

コーチは残念ながらみんなと一緒には食事に行けませんでした。翌日の組合せ抽選会兼指導者懇親会に出席していたからです。

21時近くに1Fロビーに子供たちを集めてでミーティングをしました。翌日の試合会場や対戦相手を発表し、初日の試合の振り返りをしました。

そして、コーチが懇親会のジャンケンゲームで3位になってゲットしたリュックを景品にして、扶美コーチ対子どもたちでジャンケンゲームを開催。リュックは祥太くんが獲得!

超白熱したPK合戦の主役は?


2日目はENEOSスポーツセンターが会場です。3位のチームの中からワイルドカードということで、シーガルは2位トーナメントに参戦。1回戦の伊達西さん準決勝の前田中央さんに勝利し、進んだ決勝戦!会場担当チームで地元の高平レグルスさんが相手。(完全アウェー)

13人全員が出場し、体を張って立ち向かっていったが、相手大型選手の左足から繰り出される強烈なシュートに圧倒され、健闘及ばず敗戦を喫した。


ところが何と・・・この大会はまだ続きが

トーナメント戦で決まった1位から8位までを再度振り分けて、今度はPK合戦のトーナメント戦!

実は、この大会、これが半端なく盛り上がる。

何故かというと・・・普通のPK合戦とはチョッと違ったルールが!

キッカーの一人目は小学生、二人目はお母さん、そして三人目はコーチなのです。

1回戦の相手は苫小牧のチーム。3人蹴っても決着がつかずサドンデスへ。二回り目で相手のコーチが外してくれてシーガルが勝利!

喜んで迎えた準決勝は、同じ札幌のジュントスさん。相手は小学生とお母さんの二人が失敗に終わったが、こちらは扶美コーチ(5年の颯介くんのお母さま)が見事に決めてくれたおかげで連勝!

さあ、いよいよ決勝戦。相手は同じ区で顔なじみの花川南さん。相手は小学生が成功しお母さんが失敗、こちらは小学生が失敗し、またまた扶美コーチは成功!(メチャクチャ上手い)

互いにコーチが成功したため、またもサドンデスへ突入。残念ながら最後は失敗し、優勝は逃しましたが準優勝の商品を獲得しました。


今回の遠征は、6年生の10人全員が揃って参加できたことが何より嬉しかったです。

そして、試合のピッチの中でもベンチにいる子たちからも常に仲間を励まし勇気づける声が出ていたこと、明るい表情で楽しくプレーし続けられたことで、子供たちの自信につながったでしょうし、一緒に参加した三人の5年生にも良い刺激となったことと思います。成長した姿を見せてくれた6年生に『ありがとう』の一言です。

最後に、二日間に亘り色々な面でサポートして下さった沖さんご夫妻に心から感謝申し上げます。